[ソウル 1日 ロイター] - 米自動車大手ゼネラル・モーターズが先週、労働組合と合意した労使協定は組合員の投票で否決され、再交渉する見通しとなった。
組合関係者によると、2021年初めまでに400万ウォン(3615ドル)の一時金を受け取る案に賛成したのは45%程度にとどまった。
2018年以降賃上げが凍結されており、組合側は今年、要求を強めたが、GMは定年を5年延長して65歳にすることや、韓国工場の1つで生産台数を増やすといった要求を拒否している。
7月以降24回の交渉を行う一方、組合は先月、4時間の時限ストを14日間にわたって実施した。GMの関係者によれば、ストにより約2万5千000台の生産減につながった。
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