[上海 30日 ロイター] - 中国の大手証券会社、招銀国際金融(CMBI)のデータによると、11月1─27日の国内乗用車小売販売では、ブランド別で比亜迪(BYD)がフォルクスワーゲン(VW)を抜いて首位となった。
テスラの小売販売も前年比で2倍近く増加。「モデル3」「モデルY」の販売奨励金と値下げが寄与した。
BYDの小売販売は15万2863台。1日平均では前年比83%近く増加した。
BYDの小売販売は、VWの14万3602台(前年比0.3%減)、トヨタ自動車の11万5272台(0.5%減)を上回った。
ただVWグループの小売販売は、傘下のアウディ(3万6847台)を含めれば、BYDを上回った。
BYDが月間ベースで首位の座を維持すれば、2003年の乗用車生産開始以来初となる。
11月1─27日の中国製乗用車の小売販売(1日平均)は前年比7%減。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」