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住友金属工業、鹿島製鉄所の高炉2基目も送風開始

 [東京 27日 ロイター] 住友金属工業5405.Tは26日、東日本大震災で被災した鹿島製鉄所の高炉2基のうち、通常稼働を一時停止していた残り1基の送風を開始したと発表した。また24日には同製鉄所から海上輸送による製品輸出を震災後初めて開始した。

 鹿島製鉄所は粗鋼ベースの年間生産能力が830万トンで、住金の国内生産能力1400万トンの約6割を占める主力工場。高炉2基については11日の震災後、鉄が固化しない程度に制御する「休風」状態にしていたが、20日には1基の「送風」を再開し、高炉を維持する保安運転状態に戻していた。

 住金によると、厚板工場では、圧延後の厚板を切断、加工する次工程精製ラインも26日にすべて稼働を再開した。これにより工場内の仕掛け品を製品化して出荷できる。今後はコークス炉を稼働し、製鉄所内のガスバランスを回復し、熱延、厚板などの熱間圧延ミルの再稼働を目指す。

 一方、同製鉄所内にある住金鹿島火力発電所(IPP)が25日から発電を再開し、26日時点でフル稼働(47万5000キロワット)を達成した。茨城県のすべての家庭の電力需要を賄える規模で、この電力についてはすべて東京電力9501.Tに提供するという。

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