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ルネサス経営トップにオムロンの作田氏起用で最終調整=関係筋

5月8日、ルネサスエレクトロニクスがオムロンの作田久男会長を会長兼最高経営責任者として迎え入れる方向で最終調整に入ったことが分かった。都内で昨年7月撮影(2013年 ロイター/Yuriko Nakao)

[東京 8日 ロイター] 経営再建中の半導体大手ルネサスエレクトロニクス6723.Tがオムロン6645.OSの作田久男会長(68)を会長兼最高経営責任者(CEO)として迎え入れる方向で最終調整に入ったことが分かった。

2月に就任したばかりの鶴丸哲哉社長(58)は留任する見通し。複数の関係筋が8日、明らかにした。

ルネサスは、政府系ファンドの産業革新機構やトヨタ自動車7203.Tなど主要取引先8社が9月末までに実施する総額1500億円の第三者割当増資を受け入れることが決まっている。ルネサス株式の3分の2超を取得して経営権を握る革新機構は、競争が激しい半導体業界でルネサスが再建するためには、ルネサスが注力する車載用電子部品事業に明るく、経営手腕が高く評価されている作田氏の起用が必要と判断したもようだ。

作田氏の就任は6月下旬に開かれるルネサスの株主総会後の取締役会で正式決定する。作田氏はオムロン会長から6月20日に行われる株主総会後の取締役会での正式決定をもって退任することが決まっている。

ルネサスは経営再建に向けて計1万人超の人員削減や全国の工場を半減させるなどのリストラ計画を断行中。ルネサスは車載用マイコンで世界シェア4割を握る最大手だが、中国向けの自動車・電子機器などの需要減少が響き、2013年3月期の連結純損益は1760億円の赤字(前の期は626億円の赤字)となる見込み。ルネサスは今月9日に決算発表を予定している。

(ロイターニュース 白木真紀)

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