March 4, 2019 / 5:00 PM / 4 months ago

訂正-UPDATE 1-イーライリリー、半額のインスリン発売を計画 高額薬価巡る批判回避へ

(本文中のインスリン製剤の名称を「フマログ」から「ヒューマログ」に訂正します)

[4日 ロイター] - 米製薬大手イーライリリーは4日、高額な薬価に対する批判が強まる中、主力のインスリン製剤「ヒューマログ」の価格を5割引き下げたジェネリック製剤「リスプロ」を発売する方針を発表した。

ヒューマログの年間売上高は30億ドル。米上院議員らによると、ヒューマログの価格は2001─15年の間に35ドルから234ドルに高騰。上昇率は585%という。

糖尿病治療に必要なインスリン価格の上昇を巡っては、患者や議員から批判を浴びており、民主党議員らは、イーライ・リリーを含む製薬大手3社に対しインスリン価格急上昇の理由と企業が得る利益について詳しい説明を求める書簡を送付した。米政府も高騰する処方せん薬価格の引き下げに向けた圧力を強めている。

リスプロは米国内のみでの販売となり、価格は1バイアル=137.35ドルに設定した。イーライリリーは、保険に加入しない患者らが求めやすくなる可能性があると説明した。

シティのアナリストは「本日の発表は、イーライ・リリーが(半額薬)導入が最悪でも経済的に中立で、大きな政治効果が得られる可能性もあると判断したことを示す」と話した。

クレディ・スイスのアナリストは調査メモで「インスリン製剤の高い販売価格を巡る論争や大幅な割り引きを踏まえると、患者負担を低下させ、メーカーに対する世論の圧力を和らげようとする動きは理にかなう」と語った。

BMOキャピタル・マーケッツのアナリストは、大きな割り引きにみえるものの、価格は12年後半のヒューマログに類似した水準と指摘した。

イーライリリーの株価は寄り付きの取引で急伸し、過去最高値を更新したが、その後値下がりした。中盤の取引で約2%安の126.23ドル。株価は年初から約12%上昇した。

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