(見出しの余分な記号を削除しました) [東京 13日 ロイター] - <14:55> 日銀が残存5─10年のオペ予定を追加、長期金利0.255%から動かず 日銀は午後2時、長期国債の買い入れ日程について、14日のオファー分を追加する と発表した。対象は残存期間5年超10年以下で、オファー額は5000億円。 円債市場では、新発10年国債利回り(長期金利)が前営業日比0.5bp上昇し約 6年半ぶりの高水準となる0.255%を付けていたが、日銀の発表を経ても受けても水 準は変わらず。 SMBC日興証券の奥村任金利ストラテジストは、きょうは指し値オペの対象(36 4回、365回、366回)ではないオフザラン(特定の年限の債券の中で直近発行の銘 柄)の363回債などが売られており、そのゾーンを起点に新発10年債でも金利上昇圧 力が強まっていたことが背景だと指摘。 その上で「長期金利が0.255%つけた中で、日銀の対応としては5─10年買い 入れるというのが決まっていたわけではなく、タイミングも含めていろいろな可能性があ ったので(今回の追加のオペオファーは)サプライズと言える。その効果は金額も関係す るが、少なくともオフザラン銘柄を売りづらくするだろう」との見方を示した。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.06 -0.053 0.027 14:58 5年 0.029 0.034 0.038 14:57 10年 0.249 0.255 0.005 14:56 20年 0.854 0.86 0.07 14:58 30年 1.173 1.18 0.09 14:56 40年 1.267 1.276 0.101 14:57 <13:47> 長期金利が0.255%に上昇 2016年1月以来6年半ぶりの高水準 円債市場で新発10年国債利回り(長期金利)が前営業日比0.5ベーシスポイント (bp)上昇し、0.255%をつけた。2016年1月6日以来、約6年半ぶりの高水 準となる。 一方、国債先物は引き続き軟調。中心限月9月限は同57銭安の148円46銭で推 移している。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.071 -0.062 0.018 13:47 5年 0.025 0.033 0.037 13:48 10年 0.249 0.255 0.005 13:45 20年 0.844 0.85 0.06 13:47 30年 1.158 1.171 0.081 13:48 40年 1.249 1.263 0.088 13:48 <11:07> 前場の国債先物は大幅続落、超長期金利が急上昇 国債先物中心限月9月限は前営業日比49銭安の148円54銭と大きく続落して午 前の取引を終えた。5月の米消費者物価指数(CPI)が大幅な伸びとなり、米連邦準備 理事会(FRB)による積極的な利上げ観測が強まっている。新発10年国債利回り(長 期金利)は同変わらずの0.250%。 市場では「米CPIを受けて米金利が上昇し、今週はFOMC(米連邦公開市場委員 会)も控えている。円債でもリスクを落としておこうという動きのようだ」(国内銀行) との声が出ている。 現物市場で新発債利回りは超長期債中心に上昇。2年債は前日比変わらずのマイナス 0.085%、5年債は同2.0bp上昇の0.015%。20年債は同4.5bp上昇 の0.835%、30年債は同3.0bp上昇の1.115%と2016年2月以来の高 水準を付けた。40年債は出合いがみられなかった。 30年債など超長期金利は日銀による臨時オペが入った3月末の水準を超えてきてい るが、「臨時オペをやれば円安材料にされかねない。グローバルな金利上昇であり、いま はじっと風が止むのを待つしかないのではないか」と、りそなホールディングスのチーフ ストラテジスト、梶田伸介氏は指摘する。 短期金融市場で、無担保コール翌日物はマイナス0.050─マイナス0.008% を中心に取引された。「週末要因が剥落したほか、積み最終日に向け調達も一巡したよう であり、加重平均レートは低下の見込み」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利 先物は閑散。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.075 -0.071 0.009 11:01 5年 0.018 0.026 0.03 11:01 10年 0.25 0.255 0.005 11:01 20年 0.833 0.84 0.05 11:01 30年 1.133 1.144 0.054 11:01 40年 1.228 1.237 0.062 11:01 <10:10> 日銀が指し値オペ通告、国債先物は下げ幅拡大 日銀は午前10時10分、固定利回り入札方式による国債買い入れ(指し値オペ)を 通告した。スタートは6月14日。対象は10年債の364回、365回、366回。固 定利回り格差は0.000%。この結果、10年366回債の買入利回りは0.250% となる。 米長期金利がアジア時間に入り上昇を加速する中、国債先物は下げ幅拡大。中心限月 9月限は前営業日比38銭安の148円65銭付近で推移している。新発10年国債利回 り(長期金利)は同変わらずの0.250%。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.079 -0.075 0.005 9:59 5年 0.011 0.017 0.021 10:11 10年 0.249 0.255 0.005 9:27 20年 0.821 0.828 0.038 10:11 30年 1.119 1.128 0.038 10:11 40年 1.207 1.217 0.042 10:10 <08:46> 国債先物は続落で寄り付く、米積極利上げ観測で売り強まる 国債先物中心限月9月限は前営業日比23銭安の148円80銭と続落して寄り付い た。5月の米消費者物価指数(CPI)が大幅な伸びとなり、米連邦準備理事会(FRB )による積極的な利上げ観測が強まっている。 市場では「日銀の指し値オペで10年金利が抑えられても、超長期債は軟調な展開が 続く」(国内証券)との見方が多い。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.088 -0.08 0 8:46 5年 0 0.007 0.011 8:46 10年 0.245 0.249 -0.001 8:45 20年 0.796 0.803 0.013 8:45 30年 1.088 1.097 0.007 8:46 40年 1.171 1.181 0.006 8:46 国債引値 メニュー 10年物国債先物 国債引値一覧(10年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(20年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(30年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(2・4・5・6年債)・入札前取引含 変動利付国債引値一覧・入札前取引含む 物価連動国債引値一覧・入札前取引含む スワップ金利動向 ユーロ円金利先物(TFX) ユーロ円金利先物(SGX) 無担保コールオーバーナイト金利先物(TFX) TIBORレート 日本証券業協会 売買参考統計値(10年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(20年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(30年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(40年債)<0#JPTSY4=JS 日本証券業協会 短期国債レート・入札前取引含む 短期国債引け値・入札前取引含む 短期金利のインデックス (※関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)
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