[東京 5日 ロイター] - <15:55> 日経平均・日足は「小陽線」、5日線・25日線上回り下値不安が後退 日経平均・日足は、短い上ヒゲを伴う寄り付きがほぼ「坊主」となる「小陽線」。終値が5日移動平均 線(2万3250円28銭=5日現在)と25日移動平均線(2万3267円54銭=同)をいずれも上回 ったことで下値不安を後退させ、前営業日の深押しがイレギュラーだったとの印象を与えている。 中期的な強い基調を維持していると確認しながらも、時価水準より上位の2万3500円台は重い状態 には変わりがなく、上値を追う展開となっても9月29日の戻り高値(2万36623円74銭)を更新す るには、戻り売りを着実に消化するために時間を要することになりそうだ。 <15:10> 新興株式市場は反発 タスキ2日目も値付かず、直近IPOに人気集中 新興株市場は、日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数はいずれも反発した。前週末にマザーズ市場 に新規上場したタスキ は2日目のきょうも値がつかないなど「直近IPOに人気が集中する状態に は変化がみられない」(国内証券)という。 ジャスダック市場では、グラフィコ 、アサカ理研 がストップ高となったほか、トレー ドワークス も大幅高。半面、まぐまぐ が利益確定売りに押され、日本ラッド も続 落した。 マザース市場では、タスキは3545円買い気配で差し引き約16万株の買いを残した。アクシス<401 2.T>がストップ高比例配分となったほか、ヘッドウォータース もストップ高に買われ、トヨクモ<4 058.T>も急反発するなど直近IPOに人気が集中。BASE もしっかりだが、オンコセラピー・サ イエンス は軟調に推移した。 <14:20> 日経平均は強もちあい、後場の振れ幅は50円に満たず 日経平均は強もちあい。2万3300円台前半での動き。後場に入ってから目立った動きはなく、午後 2時20分までの振れ幅はわずか49円07銭と50円に満たない。市場では「トランプ米大統領の容体を 見極めたいとのムードもあるようで、完全に模様眺めになっている」(国内証券)との声が聞かれた。 <13:33> 日経平均はもみあい、欧州での感染拡大で不安要素残る 日経平均は前営業日比280円ほど高い2万3300円台前半でのもみあいとなっている。後場の値幅 は上下約50円。市場では「トランプ米大統領は早ければ5日にも退院とのことだが、懐疑的にみている投 資家も多いのではないか。加えて、ヨーロッパでは感染拡大が警戒されており、やや動きにくい地合いとな っている」(国内証券)との声が出ていた。 <11:50> 前場の日経平均は反発、トランプ米大統領のコロナ回復期待で 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比310円62銭高の2万3340円52銭となり、反発 した。前週末はトランプ米大統領が新型コロナに感染したとの報道を受けて下落したが、直近では同氏が回 復に向かっているとの期待があり、幅広い銘柄に買いが広がった。 新型コロナウイルスに感染したトランプ米大統領は4日、入院先のウォルター・リード米軍医療センタ ーの前を車で通過し、周辺に集まっていた支持者らを驚かせた。これを受けて、市場では安心感が広がり、 S&P総合500種Eミニ先物 、ダウEミニ先物 などの米株先物は底堅く推移した。 これを受け、日経平均は反発してスタート。一時347円53銭高まで上げ幅を拡大し、その後は高値 圏でのもみあいとなった。 TOPIXは1.86%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は9935億4000万円。東証 33業種では、その他製品以外の32業種が値上がりした。鉱業、陸運業、保険業、鉄鋼、電機・ガス業な どが値上がり率上位となった。 市場では「前週末の過度な警戒感が後退し、米経済対策で近く合意するとの期待感で買われている。た だ、トランプ米大統領の病状に関しては不透明な部分も多い。きょう一日はトランプ米大統領の病状に関す る報道で一喜一憂する動きとなるのではないか」(運用会社)との声が出ていた。 個別では、ANAホールディングス は2.84%高、日本航空 は2.95%高。1日 からGoToキャンペーンに東京が対象となったことで、旅行関連に改善の兆しがみられるとの観測で買わ れた。 東証1部の騰落数は、値上がり1927銘柄に対し、値下がりが205銘柄、変わらずが41銘柄だっ た。 <10:13> 日経平均は堅調、トランプ氏退院予定の報道で楽観論 日経平均は堅調、2万3300円台前半で推移している。2日は、トランプ米大統領の新型コロナ感染 したとの報道を受けて下落したが、「一部の報道で5日にも退院の予定だと伝えられ、市場には楽観論が広 まっている」(国内証券)という。ただ、トランプ大統領の状況には引き続き注視が必要で、米国では追加 の経済対策を巡る動向にも注目が集まっていることなどから、日経平均は膠着感の強い状態が続くとの見方 も出ている。 個別では、1日からGoToキャンペーンに東京が対象となったことで、旅行関連に改善の兆しがみら れるとの観測から、ANAホールディングス や日本航空 の株価が上昇している。 <09:12> 寄り付きの日経平均は反発、米国株先物上昇などにらみ 寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比224円38銭高の2万3254円28銭とな り、反発した。その後も300円超に上げ幅を拡大している。時間外取引の米国株先物が上昇したことなど が好感されている。鉱業、海運業、鉄鋼、保険業、不動産業など幅広い業種で値上がり。その他製品は値下 がりしている。 前週末はトランプ米大統領のコロナ感染のニュースを受けて不確実性が高まったが、その後、大統領は 入院先の病院から車で出て支持者に手を振ったとも伝わっており、足元で同氏の容体についての懸念はやや 薄まっている。 <08:58> 寄り前の板状況、トヨタやファナックなど買い優勢 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ホンダ 、キヤノン 、ソニー 、パナソニック が買い優勢。 指数寄与度の大きいファーストリテイリング は売り買い拮抗。ファナック は買い優勢 。 メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ は買い優勢、三井住友フィナンシャル グループ 、みずほフィナンシャルグループ は売り買い拮抗となっている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と入力) (
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