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日経平均は大幅続伸、米金利低下と米株高を好感 値がさ株堅調

(余分な記述を一部削除しました)

 10月4日、東京株式市場で日経平均は、前営業日比776円42銭高の2万6992円21銭と、大幅続伸して取引を終えた。写真は東京証券取引所。都内で2020年10月に撮影(2022年 ロイター/Issei Kato)

[東京 4日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比776円42銭高の2万6992円21銭と、大幅続伸して取引を終えた。前日の米国市場で、長期金利が低下したことや株価が大きく上昇したことを好感し、日本株は全面高の展開となった。値がさ株や半導体関連株が堅調だった。

前日の米株市場では、主要3指数がそろって2%超高となった。高水準での推移が続いていた米長期金利は、3.6%台まで低下。これを好感する形で、日経平均は400円高と大幅続伸してスタートした。その後上げ幅を広げて、後場終盤には2万6994円44銭の高値を付けた。日本株は全面高となり、セクター別では特に卸売業、鉱業、石油・石炭製品などの上昇が目立った。

北朝鮮による弾道ミサイル発射問題がマイナス材料として浮上したが、株価に与えた影響は限定的との指摘があった。

市場では、欧米の景気後退懸念が根強い中で、「消去法的に日本株が買われている面もありそうだ」(国内証券・ストラテジスト)との声が聞かれる。日本はコロナ禍からの経済正常化が遅れていた分、内需株を中心とした底堅さを期待して買いが入っている可能性があり、「今月後半以降本格化する企業決算で良い内容が確認されれば、上値を試す展開も見込まれる」(同)という。

一方、各主要中銀の金融引き締め強化への警戒が和らいだとの指摘も聞かれる。松井証券の投資メディア部長・窪田朋一郎氏は、米金利の低下に加え、「オーストラリア準備銀行(RBA)が市場予想より小幅の0.25%の利上げを決定し、市場が想定しているほど金融引き締めが強化されないのでは、との見方が広がったようだ」と話す。

窪田氏は、ここのところ日経平均は2万6000円―2万8000円程度で推移しているとし、目先は「2万8000円台まで上昇する可能性がある」との見方を示した。

TOPIXは3.21%高の1906.89ポイントで取引を終了。東証プライム市場指数は前営業日比3.22%高の981.18ポイントで取引を終えた。東証プライム市場の売買代金は3兆2293億5300万円だった。東証33業種では、全業種が値上がりした。

個別では、ソフトバンクグループが5%高と堅調で、日経平均を53円ほど押し上げた。ファーストリテイリング、東京エレクトロンも堅調。

クスリのアオキホールディングスは15%高と大幅反発し、東証プライム市場の値上がり率第1位に入った。前日に公表した決算内容が良好で、買いが集まった。

プライム市場の騰落数は、値上がり1777銘柄(96%)に対し、値下がりが52銘柄(2%)、変わらずが7銘柄(0%)だった。

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