[13日 ロイター] 米調査会社ハリス・インタラクティブHRS.Nが13日発表した米国企業のイメージランキングでは、昨年5位だったアップルAAPL.Oが、ライバルでもあるグーグルGOOG.Oを抑えて首位に立った。
同社のロバート・フロンク執行副社長はアップルの躍進について、昨年死去した共同創業者ジョブズ氏への追悼の思いが後押ししたと分析。また、製品の品質や高い利益率なども、企業イメージの高得点につながったとしている。
調査は昨年12月にオンラインで実施し、1万2961人から回答を得た。リーダーシップや業績、労働環境など6つの項目で企業を採点するが、アップルは過去最高となる100点満点の85.62点をマークした。
一方、今月1日に新規株式公開(IPO)を申請したフェイスブックはランクインしなかった。フロンク氏は「世間は今のところフェイスブックを企業だと思っていない」とし、サービスとして認識されていると指摘した。
今回のランキングでは、昨年1位だったグーグルが2位後退。3位以下はコカ・コーラKO.N、アマゾン・ドット・コムAMZN.O、クラフトフーズKFT.Nと続いている。
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