[ロンドン 20日 ロイター] - 後発医薬品(ジェネリック医薬品)大手の米マイランと協和キリン富士フイルムバイオロジクスは20日、欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会から、米製薬大手アッヴィの関節リウマチ治療薬「ヒュミラ」のバイオ後続品(バイオシミラー)を販売する承認を取得したと発表した。
両社のバイオ後続品は10月16日以降に欧州市場に上市される予定。年商180億ドルに達するヒュミラのバイオ後続品としては5種類目。
多くの後続品の登場は、巨大市場のシェア獲得を目指す競合他社との激しい競争を反映している。
米アムジェン、スイスのノバルティスの米ジェネリック部門サンド、韓国のサムスン・バイオエピス、ドイツのベーリンガー・インゲルハイムが既に、ヒュミラの4種類のバイオ後続品の販売承認を取得している。
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