[東京 24日 ロイター] - 安倍晋三首相は24日の衆院厚生労働委員会で、消費税率引き上げを見送った場合に衆院を解散するか問われ、「基本的には信を問うことは考えていない。その時の状況によるので、一概には答えられない」との認識を示した。国民民主党の玉木雄一郎代表への答弁。
10月に予定される消費税増税に関しては「リーマン・ショック級の出来事が起こらない限り、引き上げる予定に変わりない」と語った。
そのうえで安倍首相は、通商交渉や中国経済の先行きなどに留意し、経済運営に万全を期す考えも併せて示した。
山口貴也
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