May 5, 2016 / 1:52 PM / 4 years ago

足元の為替動向は急激で投機的、G7でも議論の公算=安倍首相

 5月5日、安倍晋三首相は足元の為替動向は急激で投機的とし、G7でも議論される可能性があると述べた。写真はキャメロン英首相と共同会見する安倍首相。代表撮影(2016年 ロイター)

[ロンドン/東京 5日 ロイター] - 安倍晋三首相は5日、英ロンドンで記者会見し、5月下旬の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)では「必要に応じて為替についても議論されることになるのではないか」との見通しを示した。足元の為替市場については「急激で投機的な動きが見られている」とし、注意深く動向をみて必要に応じて対応したいと語った。

円相場は3日の海外市場で、約1年半ぶりとなる一時1ドル105円台半ばまで急伸。首相は、為替の急変動は貿易関連企業に影響を与えるとしたうえで「望ましくない」と述べた。

米財務省は為替報告書で日本を「監視リスト」に指定したが、「日米の貿易が黒字であることに鑑みて指定しているわけであり、われわれが恒常的に為替に対して影響を与えているわけではない」と指摘した。

原油価格の下落が新興国経済に打撃を与える中、中国の景気減速懸念も背景に、年明け以降の市場は大きく変動している。首相は「世界経済の下方リスクとぜい弱性が高まっている」と強調し、「金融政策だけでなく財政政策でも機動的な対応が強く求められる」と語った。

欧州を歴訪している首相はドイツや英国など各国の首脳と会談し、機動的な財政出動の必要性について議論を交わした。26日からの伊勢志摩サミットで、主要7カ国(G7)として明確なメッセージを発出したい考えを伝えたところ、「手応えをしっかり感じとることができた」という。

首相は6日、ロシアのプーチン大統領と会談する。シリア情勢や北朝鮮問題の解決に向けて「ロシアの建設的な関与が不可欠だ」と語った。

*内容を追加して再送します。

梅川崇 編集:内田慎一

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