[メーゼベルク(ドイツ) 4日 ロイター] - 安倍晋三首相とメルケル独首相は4日、ドイツで会談し、為替相場の安定を求める考えを示した。
安倍首相は外国為替市場の動向を注視しており、必要なら行動を起こすと述べた。為替市場に投機的で急激な動きが見られるとした。
20カ国・地域(G20)首脳はすでに、為替レートに影響を与える的を絞った政治的措置は望ましくないとの意見で一致しているとし、G20では為替の安定を目指すべきとの立場を示していると語った。
一方、メルケル首相は、競争的な通貨切り下げには勝者はいないとし、通貨が相互に比較的安定すれば大きな価値があると述べた。
*内容を追加します。
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