[東京 15日 ロイター] - 新興AI(人工知能)企業のALBERTは15日、アクセンチュアによる株式公開買い付け(TOB)が成立したと発表した。29.9%の株式を保有していた筆頭株主のSBIホールディングスは全株を応募した。アクセンチュアの議決権比率は90.18%となり、一連の手続きを経てALBERTは上場廃止となる予定。
アクセンチュアは、デジタルトランスフォーメーション(DX)の支援、コンサルティングを手掛ける。統計学や金融工学、宇宙物理学などデータサイエンティストが在籍し、AI関連領域の専門性を持つALBERTの完全子会社化が、今後の成長戦略に最適と判断した。
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