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米ゲーム開発のアクティビジョン、セクハラなどで80人超処分

1月17日、 人気ゲームのソフトウエアを開発する米アクティビジョン・ブリザードは、セクハラ問題などに対処するため、昨年7月以降で従業員37人を退社させ、別の44人を懲戒処分にしたと発表した。米カリフォルニア州アーバインのアクティビジョン施設で2019年8月撮影(2022年 ロイター/Mike Blake)

[ニューヨーク 17日 ロイター] - 人気ゲームのソフトウエアを開発する米アクティビジョン・ブリザードは17日、セクハラ問題などに対処するため、昨年7月以降で従業員37人を退社させ、別の44人を懲戒処分にしたと発表した。

アクティビジョンはロイターに対し、一連の問題に関する調査の中間報告書を作成中であり、従業員にもまだ通知していないと説明した。

同社は先の米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)の報道内容をおおむね認めた。だが、ボビー・コティック最高経営責任者(CEO)が昨年末の休暇シーズン前に予定されていた調査報告の概要公表を阻止したとの報道については否定した。

WSJは、アクティビジョンが本拠を置くカリフォルニア州の当局にセクハラなどで訴えられた昨年7月以降、社内の問題に関して従業員から約700件の報告を受けたと報じた。

アクティビジョンの広報担当はロイターに対し、700という報告件数は事実ではないとしたが、それ以上は明らかにしなかった。

同社は昨年10月、職場でのセクハラや差別の報告を受け20人以上を解雇したと発表した。

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