[27日 ロイター] - 米著名投資家のビル・アックマン氏は26日、インドの財閥アダニ・グループに関する投資会社ヒンデンブルグ・リサーチのリポートについて、非常に信頼性が高いとの見方を示した。
空売りで知られるヒンデンブルグは25日の調査リポートで、アダニがオフショアのタックスヘイブン(租税回避地)を不適切に利用していると批判。同社に対し空売りポジションを取っていると明らかにした。
アダニは「悪意があり、調査不足だ」と反論し、法的手段を含めた対抗措置を検討していると述べた。
アックマン氏はツイッターに「ヒンデンブルグのリポートは非常に信頼性があり、極めてよく調査されていると思う」と投稿した。
アダニ傘下企業には「ロング(買い持ち)、ショート(売り持ち)いずれの投資もしていない」とした上で、「われわれ独自の調査を行ったわけではない」とも述べた。
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