April 11, 2018 / 1:59 AM / 12 days ago

ADB、18年アジア成長率予測を6%に上方修正 保護主義のリスク警告

[マニラ 11日 ロイター] - アジア開発銀行(ADB)は、域内発展途上国・地域の2018年経済成長率見通しを昨年12月に予想した5.8%から6.0%に引き上げた。堅調な輸出を上方修正の理由に挙げる一方、米国の保護主義的政策やそれへの報復措置が貿易に悪影響を与えるリスクを警告した。

 4月11日、アジア開発銀行(ADB)は、域内発展途上国・地域の2018年経済成長率見通しを昨年12月に予想した5.8%から6.0%に引き上げた。写真はADBの中尾会長。昨年5月に横浜で撮影(2018年 ロイター/Issei Kato)

2019年の成長率見通しは5.9%とした。

2017年の実際の成長率は6.1%だった。

ADBは、米国による一段の保護主義的措置やそれに対する各国の報復措置によって、アジアの企業や消費者の楽観的な心理が悪化し、これらに基づく地域の経済見通しも揺らぐ恐れがあるとした。

また、アジアの成長に対するもう一つのリスクとして、米連邦準備理事会(FRB)が市場の想定よりも速いペースで利上げを行う必要がある場合の「資本流入の減少」を挙げた。

2018年の中国の経済成長率は6.6%と予想。昨年12月時点の6.4%から見通しを引き上げた。19年については6.4%と予想した。

ADBは中国の経済政策で金融の安定と持続可能な成長軌道が一段と重視されつつあるため、経済成長は緩やかになると指摘した。

地域別では、南アジア地域が引き続きアジア太平洋地域で最も高い成長率を維持する見込みで、2018年成長率が7.0%、19年が7.2%と予想。

インド経済については、2017年に成長率が6.6%に鈍化したものの、18年は7.3%に回復し、19年には7.6%に加速すると予想した。

東南アジア地域の成長率は、2018年と19年ともに、17年と同じ5.2%と見込んだ。

*内容を追加しました。

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