September 25, 2019 / 3:39 AM / in 25 days

ADB、アジア途上国の成長率見通し下方修正 貿易摩擦が影

 9月25日、アジア開発銀行(ADB)は、アジア途上国の2019年と20年の成長率見通しを5.4%と5.5%にそれぞれ下方修正し、米中貿易摩擦が見通しに影を落としていると指摘した。写真はムンバイの金融街の遠景。6月撮影(2019年 ロイター/Francis Mascarenhas)

[マニラ 25日 ロイター] - アジア開発銀行(ADB)は25日、アジア途上国の2019年と20年の成長率見通しを5.4%と5.5%にそれぞれ下方修正し、米中貿易摩擦が見通しに影を落としていると指摘した。

7月に公表した従来見通しは19年が5.7%、20年が5.6%、18年の実績は5.9%だった。

ADBチーフエコノミストの澤田康幸氏は声明で、米中貿易摩擦は2020年も続く公算が大きいとの見方を示し、世界の主要国は現在の予想以上に苦慮する可能性があると指摘した。

中国の成長率は19年に6.2%、20年には6.0%に減速すると予想。従来見通しはそれぞれ6.3%と6.1%だった。

ADBは成長見通しへのリスクとして、貿易の低迷に加え投資の減少も挙げた。

地域別では南アジアが最も高い成長率を維持すると予想した。ただ、19年の見通しは従来の6.6%から6.2%に下方修正した。インドの19年成長率予想を7.0%から6.5%に引き下げたが、20年の見通しは7.2%に据え置いた。

東南アジアも19年の成長率見通しは4.5%と、従来の4.8%から下方修正となった。20年は4.7%に加速するとみられているが、それでも従来予想の4.9%を下回る見通しだ。

ADBは、アジア途上国のインフレ率見通しを19年、20年ともに従来予想の2.6%から2.7%に引き上げた。食品価格の上昇が理由とした。

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