April 24, 2020 / 7:05 AM / a month ago

アドテストの4―6月当期利益予想は前年比13%減、5G関連が一服

[東京 24日 ロイター] - アドバンテスト(6857.T)24日、2020年4─6月期の連結当期利益(国際会計基準)が前年同期比13.1%減の105億円になりそうだと発表した。新型コロナウイルスの影響などで足元の不透明感は強いとして、通期見通しの公表は見送った。次世代通信網「5G」など半導体の高性能化や信頼性の向上を促す流れは進むとみるが、前年同期に好調だった5G関連に一服感が出るとみている。

会見した吉田芳明社長は「半導体の高性能化・複雑化がテスター需要を喚起する市場構造は不変」と指摘。5Gやデータセンター向けのテスター需要は底堅いとし「20年前半までは一定の需要が持続するとみている」と述べた。一方、コロナの影響で自動車、産機、ディスプレー、モバイルなど広い範囲で「テスター需要の先行きが不透明感を増している」(吉田社長)とした。

5G関連で利益率の高い製品が好調だった前年同期との比較では、顧客企業の投資に一服感が出るとみている。ただ、1―3月期との比較では、売上高と営業利益は増える見通し。売り上げではSoCテスターとメカトロニクスはやや減少し、メモリーとサービスなどが伸びるとみている。

同期間の売上高予想は同5.8%増の700億円、営業利益予想は同14.2%増の130億円、受注高予想は620億円とした。前提為替レートは1ドル105円、1ユーロ120円。

貿易摩擦の長期化や新型コロナウイルスの影響による世界経済の先行きは予想しにくく、通期予想の開示は見送った。吉田社長は4―6月期の予想も「状況変化は非常に激しい。参考値と考えてほしい。上振れも下振れもあり得る」とした。

20年3月期の期末配当予想は、従来予想の34円を41円に、年間配当予想は75円を82円に、それぞれ引き上げた。

2020年3月期の当期利益は前年比6.1%減の535億円だった。先端プロセスを用いた5Gスマホ用半導体向けで、高水準な試験装置需要が継続した一方、成長基盤強化に向けた研究開発やサポート人員の強化で販管費が増加し、営業利益は同9.2%減の587億円だった。受注高は同4.6%増の2878億円で過去最高となった。

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