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世界最大のビジネスジェット展示会、米で12日開幕 需要増大の中

[ラスベガス 11日 ロイター] - 全米ビジネス航空協会(NBAA)による世界最大のビジネスジェット展示会が12日、ラスベガスで開幕する。各航空機メーカーは既に新規受注と新モデルを発表。移動需要の増大を好機と見ているが、パイロット不足などが逆風になるとの見方も出ている。

 全米ビジネス航空協会(NBAA)による世界最大のビジネスジェット展示会が12日、ラスベガスで開幕する。写真は着陸態勢のプライベートジェット。2015年7月米ロサンゼルス郡で撮影(2021年 ロイター/Gene Blevins)

展示会は対面形式に戻り、新型コロナウイルス禍を受けたジェット機需要の強さを測るものとなる。また、世界的に物流が逼迫する中、航空産業のサプライチェーンの耐性にも注目が集まりそうだ。

ブラジルのエンブラエルは11日、ネットジェッツに「フェノム300E」100機をカタログ記載価格の12億ドル超で売却する契約を結んだと発表。2023年に納入を始める。

米テクストロン・アビエーションは、ジェット機「セスナ・サイテーション」の2モデル、M2とXLSを更新すると発表した。

移動制限の緩和とプライベートフライトの魅力により、ビジネス航空が予想外に伸び、トラフィックは19年の水準から上昇。プライベートオペレーターでは席が埋まり、航空機メーカーの受注残は拡大しているほか、ジェット機、部品、パイロットの供給が不足している。

ビジネスジェット機の顧客に対する助言業務を手掛けるアビエーション・ポートフォリオ(カリフォルニア州)の代表者、クレイグ・ロス氏は、パイロット不足によるフライトのキャンセルや、メンテナンス用部品不足による遅延といった事例が起きていると述べた。

プライベートジェット会社ビスタジェットのチーフコマーシャルオフィサーであるイアン・ムーア氏は「この需要にどう対処するかと皆が同じことを話すだろう。今年のラスベガスではどのブースでも、どのカクテルパーティーでも、この話題で持ちきりだろう」と語った。

トップサプライヤーの一つであるハネウェル・インターナショナルは、21年のビジネスジェット飛行時間が昨年よりも50%増加すると予測している。

一方、匿名を希望したあるジェット機メーカーの幹部によると、一部の航空機メーカーは、09年の経済危機前の需要に似たバブルの兆候に気を付けている。当時は航空機メーカーが売れないジェット機を抱えることになった経緯がある。

「一部の人々はこれは本当なのか、それとも2007年の再来なのか、と考えている」という。

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