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タリバン、トルコによるカブール空港警備の提案を拒否

[ワシントン 10日 ロイター] - アフガニスタンの反政府武装勢力タリバンの報道官を務めるスハイル・シャヒーン氏は10日、2020年の米国との和平合意に基づき、トルコはアフガニスタンから軍を撤退させるべきだと述べた。

米軍を中心とする北大西洋条約機構(NATO)軍が撤退した後、アフガニスタンの首都カブールの空港を警備・運営するというトルコ政府の提案を事実上拒否した格好。

これにより、米国のほかカブールに拠点を持つ各国および国際機関が、カブールで戦闘が起きた場合に内陸のアフガニスタンからどのように人員を安全に避難させるかという深刻な問題が発生する。

トルコはカブール空港の警備を材料に、14日に予定されているバイデン米大統領とエルドアン大統領との会談で対米関係の改善を目指していたが、その期待も打ち砕かれることとなった。トルコがロシアから防衛システムを購入したことで両国関係は悪化している。

タリバンがトルコの提案を拒否したのかとの質問に対し、シャヒーン氏は、トルコも撤兵すべきだと回答。「トルコは20年前からNATO軍の一員なのだから、昨年2月29日に米国と締結した協定に基づき、アフガニスタンから撤退すべきだ」と述べた。その上で「それ以外の面ではトルコは偉大なイスラム国家だ。アフガニスタンとトルコとの関係は古い。今後、トルコに新しいイスラム政府が樹立される際には、緊密で良好な関係を築いていきたい」と付け加えた。

米国務省とトルコ外務省からのコメントは得られていない。

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