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豪アフターペイ、米上場を検討 1─3月期に北米事業が最大市場に

[20日 ロイター] - 豪アフターペイは20日、米国市場への上場を検討していると明らかにした。同社は北米事業が最大の市場に成長している。

関係筋によると、ゴールドマン・サックスが上場に向けたアドバイザーに起用された。ゴールドマンはコメントを控えた。

同社は、メルボルンに本社を置き、後払い決済サービスを提供するフィンテック企業。直近の推計企業価値は365億1000万豪ドル(283億3000万米ドル)。ここ1年で豪州で最も価値のある株式トップ20にランクインした。

この日発表した第3・四半期(1─3月)決算では北米の売上高が3倍近くに増加し、オーストラリア国内の売上高を上回った。総決済額は52億豪ドルに倍増した。積極的なマーケティング戦略や新型コロナウイルス禍のオンライン販売の好調が背景にある。

米市場への上場により、同社は成長をより重視する投資家基盤を得ることになり、事業拡大に向けた資金が調達しやすくなる可能性がある。

モルナー共同最高経営責任者(CEO)はロイターに対し、米市場上場は「魅力的な機会」を提供する可能性があると述べた。

「米上場を検討する上で優先される点は、業績への寄与度が最大となった市場に進出することで、営業力が拡大するかや適切な投資家基盤を得られるかどうかだ」とした。

同社は本社を豪州に維持する計画だとしたが、米市場に上場した場合、豪市場との二重上場になるかは明らかにしていない。具体的な時期も明らかにしておらず、「米上場に関する取締役会のスケジュールは決まっていない。上場は市場の状況や米取引所の承認、上場要件を満たせるかなどに左右される」と説明している。

同社のアクティブユーザーは12月末時点から約11%増加し、1460万人に達した。北米の伸びが最大だった。

北米では、アファーム・ホールディングスやジップなどと競合する。先月には欧州の一部地域でサービスを開始。アジア進出も計画している。

ダット・キャピタルの創業者エマニュエル・ダット氏は、アファームの評価額170億米ドルは450万人のアクティブユーザーに基づくものだと指摘。アフターペイはアクティブユーザーが1460万人で、評価額は470億米ドルを超えることが示唆されているとの見方を示した。

*内容を追加しました。

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