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エールフランスKLM、第1四半期は営業赤字拡大 旅客増の兆しなし

[パリ 6日 ロイター] - フランス・オランダ系の航空大手エールフランスKLMが発表した第1・四半期決算は、営業赤字が拡大した。

 5月6日、フランス・オランダ系の航空大手エールフランスKLMが発表した第1・四半期決算は、営業赤字が拡大した。仏トゥールーズで2019年9月撮影(2021年 ロイター/Regis Duvignau)

夏までの旅客増加を依然期待しているが、これまでのところ増加の兆しは見えないという。

第2・四半期は、新型コロナウイルス流行前の輸送能力の50%で運航する見通し。第3・四半期は55ー65%を予想している。

フレデリック・ガジェ最高財務責任者(CFO)は「ワクチン接種の最初の効果が表れることを期待している」とし「これまでのところ目立った改善は見られない」とした上で、搭乗直前まで予約を先送りする顧客が少なくないと指摘した。

第1・四半期の営業赤字は11億8000万ユーロ(14億2000万ドル)。コロナ流行の影響を部分的にしか受けなかった前年同期の営業赤字は8億1500万ユーロだった。

売上高は57%減の21億6000万ユーロ。

同社は昨年、104億ユーロの政府支援を受けた。4月には株式発行で10億ユーロを調達、フランス政府の出資比率は28.6%に倍増した。

同社は今月、追加の株式売却とハイブリッド資本の調達について、株主の承認を求める方針。CFOによると、見通しが改善すれば、債務と政府支援を「市場で信頼される商品に段階的に変えていく」方針。

第1・四半期決算は市場予想を上回った。同社がまとめた市場予想は、売上高が20億7000万ユーロ、営業赤字が13億1000万ユーロだった。

純損失は14億8000万ユーロ。前年同期の18億ユーロから縮小した。

純債務は第1・四半期に15億ユーロ増加し、3月末時点で125億ユーロ。流動性と利用可能な信用は3月末時点で85億ユーロ。

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