[パリ 6日 ロイター] - エアバスは6日、2022年の航空機納入目標と主力の小型機「A320」シリーズの生産目標達成時期を取り下げた。ただ、財務面の目標は据え置いた。
同社は22年の納入目標を「約700機」としていたが、目標達成が難しくなったと説明。ただ、目標数を「大幅に下回る」ことは見込んでいないとした。
1─11月の航空機納入数は、ウクライナ戦争を受けた対ロシア制裁の影響で納入できなくなった2機を調整後、563機になったと明らかにした。11月単月の納入数は68機だった。
主力の「A320」シリーズについては、月産75機に増やすとする暫定目標は据え置くが、達成時期を取り下げ、23年から24年の間に目標達成に向け生産ペースを調整すると説明した。
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