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エアバス、通期決算は赤字 今年の納入機数は前年並みに

[パリ 18日 ロイター] - 欧州の航空機大手エアバスが発表した2020年通期決算は、新型コロナウイルスの流行が響き、赤字となった。

欧州の航空機大手エアバスが発表した2020年通期決算は、新型コロナウイルスの流行が響き、赤字となった。写真はルフトハンザ航空のエアバスA 340-300型機。フランクフルト空港で2020年11月撮影。(2021年 ロイター/Ralph Orlowski )

第4・四半期にはキャッシュフローが黒字となったものの、配当は見送った。同社は業績予想の発表を再開した。

2021年の納入機数は前年並みとなる見通し。調整後営業利益は20億ユーロ(24億ドル)と予想した。

2020年の商用機の納入は566機。米ボーイングが「737MAX」の墜落事故で苦戦する中、世界トップとなった。

ギヨム・フォーリ最高経営責任者(CEO)は「不安定な環境の中、一定の見通しを示すため、業績予想を発表した」とし、今年も数多くの不透明要因が残っていると述べた。

通期の営業損益は5億1000万ユーロの赤字。新型コロナの流行に伴う事業再編費用に加え、販売不振に陥った超大型旅客機「A380」の生産停止に関連する費用が響いた。

市場関係者が注目する調整後ベースの営業収支は黒字を維持したものの、黒字幅は75%減の17億ユーロだった。航空機需要の減少で、売上高は29%減の499億ユーロとなった。

第4・四半期は、納入機数が予想を上回り、キャッシュフロー(合併・買収とカスタマーファイナンスを除く)は49億ユーロの黒字となった。目標としていた収支均衡を上回った。

通期のキャッシュフローは69億ユーロの赤字。新型コロナ危機に加え、汚職容疑で2020年初めに36億ユーロの罰金を支払ったことが響いた。

2021年のフリーキャッシュフローについては、収支均衡を予想している。

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