December 2, 2016 / 5:26 AM / in 4 years

アルコアの豪アルミ精錬所、停電で電解槽1基閉鎖 今後に懸念も

[メルボルン 2日 ロイター] - 米アルミ大手アルコア は、豪ビクトリア州ポートランドのアルミニウム精錬所で1日に起きた停電を受け、2基ある電解槽のうち1基の閉鎖を決めた。

アルミニウム市場は数年にわたり、世界的に供給過剰に陥っている。専門家の間では、アルミ精錬に必要な電力の価格上昇に加え、残る電解槽1基の運転再開に伴うコスト増で、ポートランド精錬所の将来が危ういとの見方が広がっている。

オーストラリアでは1日、ビクトリア州とサウスオーストラリア州間の送電が中断され、ポートランド精錬所にある2基の電解槽への電力供給が約5時間半にわたって途切れた。

UBS(メルボルン)のアナリストは「電解槽の運転再開は厄介で、相当な時間とコストがかかる作業だ」と指摘、「アルミ精錬事業の継続に新たな逆風となることは間違いない」と語った。

ポートランド精錬所はアルコア、丸紅 子会社と中国のCITICリソーシズ が共同所有し、年間のアルミ生産量は約30万トンとされる。

停電を受けアルコアは、工場内の作業員の安全を確保するため電解槽の1つを閉鎖したと説明。「もう1つの電解槽での生産を維持することに力を注いでいる」とした。

また、停電の全体への影響や通常の操業に戻るまでかかる時間について推測するのは時期尚早との見方を示した。

ポートランド精錬所は先月、州政府との電力契約の終了に伴い、AGLエナジー との契約にシフトし、電力コストの増加に直面している。

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