Reuters logo
スコットランドでアルコール飲料の最低価格導入へ、過剰飲酒対策で
2017年11月16日 / 07:38 / 1ヶ月前

スコットランドでアルコール飲料の最低価格導入へ、過剰飲酒対策で

[エディンバラ 15日 ロイター] - スコットランドは、英最高裁の歴史的判決を受け、過剰飲酒による健康問題に対応するためアルコールの最低価格を導入する方向に動き出した。

 11月15日、スコットランドは、英最高裁の歴史的判決を受け、過剰飲酒による健康問題に対応するためアルコールの最低価格を導入する方向に動き出した(2017年 ロイター/Russell Cheyne)

アルコールの最低価格設定の是非を巡っては、業界団体のスコッチ・ウィスキー協会(SWA)と自治政府の間で5年余り法廷で争われていたが、英最高裁判所が15日、「最低価格は正当な目的を達成するために妥当な手段」との歴史的な判断を下した。

スコットランドはウィスキーの産地として知られるが、専門家らは、最低価格導入により、過剰飲酒する人々が好む安価で強いアルコール飲料が標的になるとみている。

現在政府は、1ユニット(酒類に含まれる純アルコール量)当たり50ペンス(約74円)の最低価格導入に向け準備を進めている。実現すれば、アルコール度数5%で440mlの缶入りラガー4本の最低価格は4.40ポンド、12%のワイン1本は4.50ポンド、70clのボトルウィスキーの最低価格は14ポンドとなる。

アルコール・ヘルス・アライアンスによると、今年に入って分かっている英国で最も安価なアルコール飲料は、ユニット当たり16ペンスだった。

2015年以降、スコットランドにおけるアルコール関連の死亡例は10%増加しており、政府はスコットランドでは飲酒問題が英国で最悪としている。

スコットランドで飲酒により病院に収容されるケースは1週間に平均670件前後、死亡は24件で、1980年代前半の約1.5倍の水準に達している。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below