[北京 26日 ロイター] - 中国・アリババ集団傘下のアリババクラウドは26日、市場シェア拡大に向け製品およびサービスの価格を最大50%引き下げると明らかにした。
アリババクラウドのウェブサイトによると、英アームや米インテルベースの半導体を使ったエラスティック・コンピューティング・サービス(処理能力を迅速に拡大・縮小する機能)の価格を15─20%値下げする。エヌビディアのV100およびT4グラフィック・プロセッシング・ユニットを使用したサービスの価格は41─47%下がる。
アリババは中国でいち早くクラウドコンピューティング市場に参入し、現在3分の1以上のシェアを確保しているが、中国聯合網絡通信(チャイナ・ユニコム)や中国電信(チャイナ・テレコム)など通信大手との競争が激化している。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」