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中国アリババ、4-6月期売上高が初の横ばい ロックダウン響く

中国アリババ・グループ・ホールディングの4-6月期売上高は2055億6000万元(304億3000万ドル)と、2014年の上場後初めて前年同期から横ばいにとどまった。昨年8月、北京で撮影(2022年 ロイター/Tingshu Wang//File Photo)

[4日 ロイター] - 中国の電子商取引(EC)最大手、アリババ・グループ・ホールディングが4日発表した4-6月期決算は売上高が2055億6000万元(304億3000万ドル)となり、2014年の上場後初めて前年同期から横ばいにとどまった。中国の新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)が響いた。

これまでは上場後に四半期ごとに2桁の増収率がほぼ続いていた。ただ、業績は市場予想を上回った。

アリババは「4月と5月は比較的低調だったが、6月は当社の事業全体で回復の兆しが見られた。短期的な課題はあるものの、淘宝網(タオバオ)と天猫(Tモール)は特に消費力が高い消費者層の間で高い顧客維持率を保っている」とコメントした。

ダニエル・チャン最高経営責任者(CEO)は決算発表説明会で、7月に事業回復の兆しが見えたと述べたが、それ以降の数カ月は 「コスト削減と効率化」の期間となると強調した。

「国際的な地政学情勢、新型コロナの再拡大、中国のマクロ経済政策や社会動向など、外部の不確実要因は企業として影響力を行使できる範囲を超えている」と説明した。

出店業者がアリババのウェブサイト上の広告や宣伝にどれだけお金を使ったかを追跡する重要指標の顧客管理収入(CMR)は前年同期より10%減の804億元。CMRは通常、売上高全体の3分の1程度を占める。

クラウドコンピューティング部門の売上高は10%増えた。調整後1株利益は11.73元。リフィニティブのIBESデータに基づくアナリスト予想は10.39元だった。

純利益は227億4000万元とほぼ半減した。

調査会社パシフィック・エポックで中国の電子商取引部門の調査を担当するVinci Zhang氏は「アリババはビジネスサイクルが成熟しつつあり、規制環境も完全に変化したため、かつてのような力強い成長率を永遠には維持できない」と語った。

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