February 14, 2018 / 3:57 AM / 9 months ago

雌だけの魚「アマゾンモーリー」、予想外に健全な遺伝子構造が判明

 2月12日、科学者チームは、全個体が雌の淡水魚「アマゾンモーリー」のゲノム解析で、有害な突然変異の蓄積や遺伝的多様性の欠如など、予想した遺伝的欠陥は何も認められなかったとする研究結果を発表した。提供写真(2018年 ロイター/Manfred Schartl/University of Wurzburg)

[ワシントン 12日 ロイター] - 米テキサス州とメキシコの国境付近の川などに住む全個体が雌の淡水魚「アマゾンモーリー」は、有性生殖が過大評価されていることを示す好例かもしれない。

科学者チームは12日、無性生殖に依存する数少ない脊椎動物である「アマゾンモーリー」のゲノムを解析した結果、有害な突然変異の蓄積や遺伝的多様性の欠如など、予想した遺伝的な欠陥は何も認められなかったとする研究結果を発表した。

同研究結果は、オンラインジャーナル「Nature Ecology & Evolution」に掲載された。

ギリシャ神話に登場する女性だけの戦士集団「アマゾン」にちなんで名づけられたこの魚は、きわめて健全な遺伝子構造を持ち、有性生殖を行う魚と同等、あるいはそれ以上に適応能力があることが判明したという。

ドイツのヴュルツブルク大学の生物学者Manfred Schartl氏は「アマゾンモーリーは非常にうまくやっている。予想に反して、ゲノムの崩壊などは見つからなかった」と述べた。

約8センチ足らずのこの魚は、10─20万年前のアトランティックモーリーとセイルフィンモーリーの交雑が起源と考えられている。

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