[ナイロビ 20日 ロイター] - 米アルファベット傘下のグーグルは、ケニアの首都ナイロビにアフリカ初の製品開発センターを設置するための投資を行うと明らかにした。同社はアフリカでのインターネット利用増を受け、サービス提供体制を整えている。
グーグルは、アフリカのインターネット利用者が2030年ごろまでに8億人に達し、若年層の利用者は世界全体の3分の1を占めることから、魅力的な投資先になると見通した。
同社幹部とアフリカ法人トップは19日の共同ブログで、エンジニア、プロジェクトマネジャー、研究者などをセンター向けに採用していくと説明した。
グーグル親会社アルファベットのサンダー・ピチャイ最高経営責任者(CEO)は昨年10月、今後5年間にアフリカでのさまざまな事業に10億ドルを投資し、各国のデジタル化推進を後押ししていくと表明した。
すでにガーナの首都アクラに人工知能(AI)センターを開設している。
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