[23日 ロイター] - 米司法省がデジタル広告市場での支配力を巡りアルファベット傘下のグーグルを早ければ24日にも提訴すると、ブルームバーグ・ニュースが23日、複数の関係筋の話として報じた。
グーグルを相手取った2件目の連邦反トラスト訴訟となる。2020年に起こされた訴訟は、検索における同社の独占に焦点を当てており、9月に裁判が行われる予定だ。
司法省はロイターのコメント要請に今のところ応じていない。グーグルはこの報道についてコメントを避けた。
グーグルは依然として圧倒的な市場リーダーだが、インサイダー・インテリジェンスによると、米国のデジタル広告収入におけるグーグルのシェアは低下しており、16年の36.7%から昨年は28.8%になった。
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