[16日 ロイター] - 米アルファベットGOOGL.O傘下のグーグルは16日、ビデオ通話アプリ「Google Duo」の提供を開始した。
同サービスは、スマートフォンの基本ソフトが、グーグルの「アンドロイド」でも、アップルの「iOS」でも利用可能。相手の電話番号さえ分かれば、すぐにビデオ通話が開始できる。
アップルAAPL.Oはビデオ通話アプリ「FaceTime」を提供しているが、利用はアップル製品ユーザー間に限られている。
グーグルの「Duo」はこのほか、マイクロソフトMSFT.Oの「スカイプ」、フェイスブックFB.Oの「メッセンジャー」とも競合するサービスとなる。
「Duo」は、ビデオ通話に応答する前に、かけてきた相手のライブビデオが確認できる「ノック」機能を搭載。
通信環境が悪い場合には通話が途切れないよう、自動的にビデオの解像度が下げられるほか、外出時には、通話が中断されることなくWi─Fi通信とモバイルデータ通信が自動的に切り替わるという。
グーグルによると、「Duo」は数日以内に世界中で利用可能になる。
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