[26日 ロイター] - 米グーグルの持ち株会社・アルファベットが26日に発表した第2・四半期決算は、市場予想に迫る売上高を計上した。失望感を誘った米スナップなど競合企業の決算ほどの落ち込みが回避されたとの安心感から株価が上昇した。
株価は引け後の取引で一時4.3%上昇。その後は上げ幅を縮め2.3%高となった。
第2・四半期の売上高は前年同期比13%増の696億9000万ドル。市場予想平均は698億8000万ドルだった。
アルファベットは第1・四半期決算でも売上高が市場予想を約1億ドル下回っていた。売上高が2四半期連続で市場予想を下回るのは2015年以来。
全体の売上高の81%を占める広告事業の第2・四半期の売上高は562億9000万ドル。市場予想平均は566億7000万ドルだった。
第2・四半期の利益は160億ドル(1株当たり1.21ドル)。市場予想平均は1.29ドルだった。
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