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サムスン電子、スマホ検索にビング採用の計画なし=WSJ

韓国サムスン電子は、スマートフォンに出荷前から搭載する検索エンジンとして近い将来、グーグルに代わって米マイクロソフトの「Bing(ビング)」を採用する計画はない。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が19日、事情に詳しい関係者の話として報じた。写真は、サムスン電子のロゴ。2020年8月27日にソウルで撮影。(2023年 ロイター/Kim Hong-Ji)

[19日 ロイター] - 韓国サムスン電子は、スマートフォンに出荷前から搭載する検索エンジンとして近い将来、グーグルに代わって米マイクロソフトの「Bing(ビング)」を採用する計画はない。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が19日、事情に詳しい関係者の話として報じた。

報道によると、サムスンはスマートフォンにあらかじめ組み込まれているウェブ閲覧アプリの検索エンジンのグーグルからビングへの変更を巡る社内の検討を打ち切った。

米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)は4月16日の報道で、グーグルがサムスンとの契約から年間30億ドルの収益を上げているとの推計を示した。

先月、サムスンがグーグルに代わりビングの採用を検討していると最初に報じられた後、グーグルの親会社アルファベットの株価が一時下落した。

調査会社シミラーウェブのデータによると、オープンAIの人工知能(AI)技術がビングに組み込まれたことで、あまり使われていなかったビングに人々の関心が集まり、ページ訪問数の伸びで市場リーダーのグーグルに対する競争力が強まっている。

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