[サンフランシスコ 7日 ロイター] - 米アルファベットGOOGL.O傘下の自動運転開発会社ウェイモのクラフチック最高経営責任者(CEO)は7日、ドライバーが乗らない完全自動運転車を使った配車サービスを立ち上げる計画を明らかにした。
アリゾナ州で公道実験を行ってきたとしている。
自動運転車の実証実験は、トラブルに備えてドライバーが同乗して行うのが慣例で、完全自動運転車の公道実験は米国内では初めて。
ウェイモは、アリゾナ州フェニックスの一部地域で今後数カ月間にフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)FCHA.MIのミニバン「パシフィカ」を使った配車サービスの試験運用を開始し、一般市民を乗せる計画だ。
試験運用はまず、後部座席にウェイモ従業員が同乗して行うが、いずれは乗客のみで走行させる。乗客はボタンを押して車を停止させることはできる。
また、サービスは当初、無料で提供するが、いずれは有料化を目指す。
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