June 25, 2019 / 1:55 AM / in 24 days

米アルファベットが個人情報保護を確約、加スマートシティ計画で

 6月24日、カナダ・トロントの臨海部で情報通信技術を生かした「スマートシティ」構築を計画している米アルファベットの子会社サイドウォーク・ラボは、同日公表の基本計画のなかで、居住者を含む利用者の個人情報を広告主に売ることはないと確約した。写真はスマートシティ開発計画予定地で3月に撮影(2019年 ロイター/Chris Helgren)

[トロント 24日 ロイター] - カナダ・トロントの臨海部で情報通信技術を生かした「スマートシティ」構築を計画している米アルファベット(GOOGL.O)の子会社サイドウォーク・ラボは、24日公表の基本計画のなかで、居住者を含む利用者の個人情報を広告主に売ることはないと確約した。

総工費39億カナダドルのスマートシティ開発計画では、省エネ技術が組み込まれた送電網や、道路を横断するのに時間がかかる歩行者を認識する信号、トロント市中心部と臨海部を結ぶ、運行資金を運賃で賄う新型路面電車などが提案されている

ただ、個人情報保護団体などはサイドウォーク・ラボに対し、スマートシティ運営で利用する個人情報の保護を保証するよう求めてきた。また、各所で使われるセンサーについて、過剰な監視や非倫理的な情報収集につながるとの批判がある。

同社のダン・ドクトロフ最高経営責任者(CEO)は記者会見で、個人情報について、明確な同意を得ない限り第三者に公表せず、売ることもしないと表明した。

基本計画によると、「サイドウォーク・トロント」と名付けられたスマートシティの構築によって2040年までにカナダの国内総生産(GDP)が年間142億カナダドル押し上げられ、税収は43億カナダドル増え、4万4000人の正規雇用が創出される見通し。

トロント臨海部再開発を担う公的組織「ウォーターフロント・トロント」はサイドウォーク・ラボの基本計画について7月15日に意見公募の計画を明らかにする予定。サイドウォーク・ラボは19年秋から冬に計画に関する投票と決定が行われる見通しで、市民の十分な支持があれば22年より前に一部区域の建設に着工する可能性があるとした。

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