[ブリュッセル 22日 ロイター] - 米アルファベットは22日、スペインでニュースサービス「グーグル・ニュース」を再開した。同社などの複数報道機関のコンテンツをまとめて提供するアグリゲーターがニュースの抜粋を使用する際にパブリッシャー(新聞社など)への支払いを義務付ける規則をきっかけにサービスを停止してから8年ぶりとなる。
スペイン政府は昨年、2020年に改定された欧州連合(EU)の著作権規則を法律に移項。メディア企業がハイテク企業と直接交渉できるようにした。
これを受けてグーグルはサービスの再開方針を表明していた。同社はまた、スペインでできるだけ早期にニュースパブリッシャーに対価を支払う仕組み「ニュースショーケース」を始めるとしている。
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