January 11, 2019 / 4:20 AM / 7 months ago

米アルファベット株主が取締役会を提訴、幹部のセクハラ隠蔽と主張

1月10日、米グーグル親会社アルファベットの個人株主は、幹部2人のセクハラ問題の隠蔽に直接関与したとして同社の取締役会を提訴した。ニューヨークのグーグル本社で2018年12月撮影(2019年 ロイター/Shannon Stapleton)

[サンフランシスコ 10日 ロイター] - 米グーグル親会社アルファベット(GOOGL.O)の個人株主は10日、幹部2人のセクハラ問題の隠蔽に直接関与したとして同社の取締役会を提訴した。

株主のジェームス・マーティン氏はカリフォルニア州サンマテオ郡上級裁判所に起こした訴訟で、アルファベット取締役会と取締役会委員会の議事録を基に隠蔽があったと主張。セクハラと差別の再発を防止するため、グーグルにガバナンス(企業統治)と監督を改善するよう求めた。

また、不適切行為の疑惑の公表を阻んでいる秘密保持契約や強制仲裁を撤回し、取締役にアルファベットへの損害賠償金支払いを義務付けるという提案について株主による採決を行うよう求めている。

このほか、取締役会に少なくとも3人の外部取締役を加えるとともに、株主による経営監視を強めるため、「1株当たり1議決権」の株式構造に転換することを求めた。現在、アルファベットの幹部が保有する株式には1株につき10の議決権が付いている。

同社の従業員組織は訴訟を歓迎するとともに、取締役会に従業員代表1人を加えることなど、一段の改革を求めていく方針を示した。

マーティン氏の弁護団は、取締役の対応が原因でグーグルが何億ドルもの損害を被ったと示すために訴訟を提起したと説明。セクハラ問題で退社した幹部への退職金支払いや11月に世界各地の社員がこの問題に抗議してストライキを実施したことによる生産性の低下などが損害の内訳だとした。

グーグルのスンダル・ピチャイ最高経営責任者(CEO)は昨年、セクハラ問題への過去の対応について社員に陳謝し、慣行を改善すると約束している。

アルファベットは今回の訴訟についてコメントを控えた。

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