[24日 ロイター] - アルペンスキーのワールドカップ(W杯)は24日、イタリアのクロンプラッツで女子大回転第7戦を行い、ミカエラ・シフリン(27、米国)が優勝した。これで同胞のリンゼイ・ボンを抜き、女子単独最多のW杯通算83勝を記録した。
シフリンは1本目が58秒72、2本目が1分1秒89で、合計2分0秒61をマークし、今季9勝目を挙げた。レース後、「全ての感情を表現できる言葉はないと思う。2本目の時は少し緊張していた。全てのターンでできる限りプッシュした」などと記者団に話した。
男子のインゲマル・ステンマルク(スウェーデン)が持つW杯史上最多勝利数にあと3つに迫ったシフリンだが、「数字よりもその名前が重要で、彼はスキー界の絶対的レジェンド。インゲマルを史上最高と思っている人たちは、どんなことが起きてもそう思うだろう」と語った。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」