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米アマゾン、最大400店の書籍実店舗を計画=モール運営会社CEO

 2月2日、米オンライン小売り大手アマゾン・ドット・コムは、実店舗の書店を300─400店オープンする計画。米ショッピングモール運営ジェネラル・グロース・プロパティーズ(GGP)のサンディープ・マスラニCEOが2日明らかにした。写真はアマゾンのロゴ、ニューヨークで1月撮影(2016年 ロイター/Mike Segar)

[2日 ロイター] - 米オンライン小売り大手アマゾン・ドット・コムAMZN.Oは、実店舗の書店を最大400店オープンする計画。米ショッピングモール運営ジェネラル・グロース・プロパティーズ(GGP)GGP.Nのサンディープ・マスラニ最高経営責任者(CEO)が2日明らかにした。

マスラニ氏は「アマゾンは実店舗をオープンする計画で、わたしの理解では、300─400店舗の設置を目指している」と述べた。GGPの四半期決算発表後に実施したアナリストとの会見で明らかにした。

アマゾンからの確認は得られていない。同社の広報担当は「うわさや臆測にはコメントしない」と述べた。

現時点ではアマゾンが展開する実店舗の書店は、昨年11月にオープンしたシアトルの1店のみ。品揃えは、Amazon.comでの顧客レーティングや人気を基に選定。店頭で電子書籍端末「キンドル」などを試すことも可能。

同社が実店舗を増設すれば、競合する米書店チェーン大手バーンズ・アンド・ノーブルBKS.Nなどにとってさらなる逆風となる。バーンズ・アンド・ノーブルは1月時点で全米で640店を展開している。

マスラニ氏の発言は、米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が最初に報道した。

*カテゴリーと内容を追加します。

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