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米アマゾン、第2四半期決算は予想上回る クラウド大幅増収

[28日 ロイター] - 米オンライン小売り大手アマゾン・ドット・コムAMZN.Oが発表した第2・四半期決算は、あらゆる部門で堅調な業績を上げた。国内外のオンライン小売売上高とクラウドサービスが予想を上回ったほか、第3・四半期の売上高についても市場予想をおおむね上回る見通しを示した。

 7月28日、米オンライン小売り大手アマゾン・ドット・コムが発表した第2・四半期決算は、クラウドサービスが好調だったことや「プライム」有料会員数の増加が押し上げ要因となり、売上高が31.1%増加した。写真はアマゾンのロゴ、ニューヨークで1月撮影(2016年 ロイター/Mike Segar)

消費者が実店舗ではなくインターネット上で買い物をするようになっている風潮がアマゾンの追い風となっている。ネットフリックスのような動画ストリーミングで「プライム」有料会員に新規顧客を呼び込み、顧客のアマゾンでの支出が増えるという好循環を実現。クラウド事業の「アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)」は同社で最も急成長している部門であり、アナリストも次のけん引役になると予想している。

28日の時間外取引でアマゾンの株価は2%上昇している。ウェドブッシュ・セキュリティーズのアナリスト、マイケル・パクター氏は「予想を大きく上回る好業績」と称賛。フォーブス誌は今週、アマゾンのジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)が米著名投資家のウォーレン・バフェット氏を抜いて世界第3位の富豪になったと試算している。

<クラウド、売上高急増>

純売上高は前年同期比31.1%増の304億ドルで、トムソン・ロイター・エスティメーツのまとめたアナリスト予想の295億5000万ドルを上回った。

同社最大の市場である北米の純売上高は28.1%増の176億7000万ドル。

クラウド事業の売上高は58.2%急増の28億9000万ドル。ファクトセット・ストリートアカウントのまとめたアナリスト予想である28億3000万ドルを上回った。

純利益は8億5700万ドル(1株当たり1.78ドル)で、前年同期の9200万ドル(同0.19ドル)から拡大した。アナリストの1株利益予想は1.11ドルだった。

<第3・四半期の見通し>

アマゾンは第3・四半期の純売上高について、310億─335億ドルとの見通しを示した。同見通しは、プライム会員向けの大規模セール「プライムデー」の売り上げを勘案したものという。ロイター・エスティメーツがまとめたアナリストらの予想の平均は316億ドル。

ただ多方面への事業展開で多額の投資が必要となり、営業利益については5000万─6億5000万ドルと比較的低い予想を示した。

BGCパートナーズのアナリスト、コリン・ギリス氏は「第2・四半期としては同社最大の利益」としたが、第3・四半期のガイダンスについては「ほとんど収益性が見込めないということだ」と指摘した。

一方、ブライアン・オルサフスキー最高財務責任者(CFO)はメディアとの電話会見で、年末商戦に向けて倉庫を増設したり人員を採用したりするため、第3・四半期に利益が落ちるのは通例と強調した。

社員数(パート含む)は第2・四半期に前年比47%増加した。

*内容を追加します。

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