October 2, 2018 / 1:46 PM / 20 days ago

アマゾン、米従業員の最低時給を15ドルに引き上げ 批判に対応

[2日 ロイター] - 米アマゾン・ドット・コム(AMZN.O)は2日、来月から米国内の従業員の時間当たり最低賃金を15ドルに引き上げると発表した。

 10月2日、米アマゾン・ドット・コムは来月から米国内の従業員の時間当たり最低賃金を15ドルに引き上げると発表した。ニューヨークで2016年1月撮影(2018年 ロイター/MIKE SEGAR)

米国内各都市では、最低賃金15ドルを目指す組合主導の運動「Fight for Fifteen」が活発化し、アマゾンは議員や組合から賃金格差を批判されていた。

アマゾンの米国内の25万人超の全従業員に加え、10万人超の年末商戦向け臨時従業員も対象となる。

アマゾンの現行の最低時給である約11ドルを踏まえ、アナリストは今回の賃引き上げに伴う年間コストを1億ドルもしくは1億ドル弱と試算する。ただ、最近のプライム会員費引き上げによって影響は相殺される見通し。

アマゾンのベゾス最高経営責任者(CEO)は、同社への批判を踏まえて最低賃金の引き上げを決定したと説明。競合他社に対しても、最低賃金引き上げの動きに追随するよう呼び掛けた。

小売業界では、ターゲット(TGT.N)が、昨年に最低時給を11ドルに引き上げ、2020年末までに15ドルに引き上げる方針を表明しているほか、ウォルマート・ストアーズ(WMT.N)も今年、最低時給を11ドルに引き上げた。

ただ、米労働統計局のデータによると、民間非農業部門の時間当たり平均賃金は22.73ドル、輸送・倉庫の管理職以外の時給の平均は21.94ドルで、賃上げ後もなお低水準にとどまる。

アマゾンの株価は序盤の取引で約0.6%安で推移している。

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