[ロサンゼルス 12日 ロイター] - 米映画館チェーン大手AMCエンターテインメント・ホールディングスは、15日の2カ所を皮切りにロサンゼルスで順次、営業を再開すると発表した。
ロサンゼルス郡はハリウッドの拠点で米国最大の映画館興行市場だが、新型コロナウイルス感染流行により映画館は1年にわたり閉鎖されていた。
郡当局は感染対策の新指針で、収容能力の25%までの上限を順守したうえで15日からの営業再開を認めた。
AMCは、まずバーバンクとセンチュリーシティで、続いて19日からロサンゼルス全域とカリフォルニア州の他地域でも営業を再開するとしている。
ロサンゼルスは映画館数でAMC最大の市場。カリフォルニア州に展開する映画館56カ所のうち25カ所がロサンゼルス郡にある。
映画館チェーンや独立の映画館は閉鎖期間の延長で壊滅状態にあり、ワクチンがより広範に接種されて今春から今夏に観客が戻るよう期待している。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」