April 12, 2018 / 2:07 AM / 12 days ago

米中摩擦に中南米を巻き込むべきでない=駐ペルー中国大使

[リマ 11日 ロイター] - 賈桂徳・駐ペルー中国大使は11日、貿易を巡る米中間の摩擦に南米諸国を巻き込むのは敬意を欠く行為だと述べた。一方で、摩擦が貿易戦争に発展すれば、中南米地域の輸出拡大につながる可能性があるとの見方を示した。

 4月11日、賈桂徳・駐ペルー中国大使は、貿易を巡る米中間の摩擦に南米諸国を巻き込むのは敬意を欠く行為だと述べた。一方で、摩擦が貿易戦争に発展すれば、中南米地域の輸出拡大につながる可能性があるとの見方を示した。リマでロイターのインタビューに答える同駐ペルー中国大使(2018年 ロイター/Mariana Bazo)

ペルーでは今週、米州首脳会議が開かれる。ホワイトハウスは10日、シリア情勢に対応するためトランプ大統領が同首脳会議への出席を見送ると発表したが、それより先、米当局者は先週、大統領が首脳会議で、中南米諸国のパートナーは中国ではなく米国であるべきだと述べると明らかにしていた。これを受け、中南米にも米中貿易摩擦が波及するとの懸念が広がった。

賈大使はインタビューで、そうした発言は「中国だけでなく中南米諸国に対しても侮辱になる」と語った。

大使は、米国との貿易戦争は望んでいないとの中国政府の立場をあらためて示した。ただ、貿易戦争を恐れていないとも述べ、そうなれば世界貿易に打撃が及ぶが、中南米に一定の恩恵をもたらす可能性もあると指摘。中国が米国製品を輸入しなければ、他の国から輸入する必要があるため、そうした意味では米中摩擦が好機をもたらす可能性があると述べた。

ペルーの中国大使館によると、今回の米州首脳会議には中国が初めてオブザーバーとして参加する。

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