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豪AMP、全資産の見直し発表 身売りや事業売却の可能性

[シドニー 2日 ロイター] - 豪金融サービス大手のAMPは2日、事業への「関心と問い合わせが増加」したことを受け、全資産の見直しを行っていると明らかにした。同社の身売りや分割につながる可能性がある。

AMPは資産見直しに向け、投資銀行のクレディ・スイスとゴールドマン・サックスを起用した。

同社のヘーゼルトン会長は、発表文書で「あらゆる選択肢を適切に評価して株主価値を最大化できるよう、ポートフォリオを見直すための決定的な措置を取った」と述べた。

AMPは豪金融セクターの組織的な不正を巡る調査で、実態のないサービスに対して手数料を徴収していたことなどが発覚、評判が著しく損なわれた。

長年のスキャンダルを受けた顧客離れや、新型コロナウイルス危機による市場の混乱で、運用資産も減少している。

AMPの全てあるいは一部の資産が売却されるとの見方から同社の株価はシドニー市場で5%超上昇している。

アトラス・ファンズ・マネジメントのヒュー・ダイブ最高投資責任者(CIO)は「おそらくファイナンシャルプランニング事業に対するオファーを得ようとしている」と指摘。「IOOFとMLCの取引を受けて、AMPは関心を引き出すことを期待している」と述べた。

豪金融サービス大手IOOFホールディングスは31日、ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)の投資顧問部門MLCを14億豪ドルで買収すると発表した。

ダイブ氏はまた、AMPのウェルスマネジメント事業であるAMPキャピタルについて、「一貫して利益を生み出している唯一の優良資産」とみられており、AMPが売却を推進するとは予想していないと述べた。

ゴールドマンはコメントを控えた。クレディ・スイスからのコメントは得られていない。

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