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新NAFTA、カナダで批准に遅れも 野党から批判相次ぐ

 12月11日、カナダの野党2党は11日、新たな貿易協定「米・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」を巡り、協定修正段階でのトルドー政権の対応が不適切だったと批判。野党の議事妨害で批准が遅れる可能性が出てきた。写真はトルドー首相(2019年 ロイター/Blair Gable)

[オタワ 11日 ロイター] - カナダの野党2党は11日、北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる新たな貿易協定「米・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」を巡り、協定修正段階でのトルドー政権の対応が不適切だったと批判した。野党の議事妨害で批准が遅れる可能性が出てきた。

トルドー首相は新協定の迅速な批准を約束してきた。同氏が率いる自由党は10月の総選挙で下院の過半数を失ったため、迅速な批准には他党の協力が必要だが、野党は議事進行を妨害して批准を遅らせることができる。

最大野党の保守党は、自由党が修正協議の最終段階で野党の意見を全く聞かなかったと批判。保守党議員は議会で、トルドー首相は米国とメキシコが提示した条件を「おずおずと受け入れた」と述べた。

ケベック州の分離独立を掲げる「ケベック連合」は、同州にとって重要なアルミ産業が守られていないとして、協定に反対する方針を示した。

USMCAでは、北米で生産する自動車に使う部材の70%を域内で調達することを定めた。鉄鋼については中国などから半製品を調達することも禁止したが、アルミに関してはこうした条項が盛り込まれなかった。

ケベック連合の党首は、トルドー首相がケベックのアルミ産業を見捨てたと非難した。

トルドー氏はこれに対し、北米の自動車工場で使われるアルミの大部分を同州が生産することになると反論した。

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