December 9, 2014 / 5:47 AM / 6 years ago

「料理下手」が貧困層の栄養不足の原因、英貴族院議員発言に波紋

[ロンドン 8日 ロイター] - 故サッチャー英元首相と懇意だった上院(貴族院)のアン・ジェンキン議員が、同国の貧困層の一部が栄養のある食事を取れていないのは、料理のスキルがないことも原因になっていると指摘し、物議を醸している。

上院は、食料支援の必要性に関する「飢えと食料貧困」と題した報告書を8日に公表。ジェンキン議員はこの際の講演で発言した。同議員は「バロネス」(女性に与えられる男爵位)の位を授けられている。

議員は「料理のスキルの多くが失なわれた。貧しい人々は、料理の仕方を知らない」と発言。

また議員は「私はきょう、ボウル1杯分のポリッジ(えん麦などで作る簡単な粥)を食べたが、4ペンス(約8円)しかかからなかった。一方、砂糖が大量にかかったシリアルは1杯25ペンスもする」と述べた。

ジェンキン議員はのちに、BBCラジオで「失言だった。うかつにも即興で話してしまった」と述べ、「料理のスキルをなくしたというのは社会全体に言えることで、料理ができるようになれば食費は大幅に安上がりになる」と弁明した。

英国では、低所得者などに食料を提供するフードバンクの必要性がますます高まっている。調査によると、慈善団体「トラッセル・トラスト」から2013―14年に緊急食料支援を受けた人は91万3138人となり、2011―12年の7倍に急増した。

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