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アントIPO、上海の応募倍率は872倍、個人投資家が殺到

 10月29日、中国アリババグループ傘下の金融会社アント・グループが実施する新規株式公開(IPO)の上海での応募倍率が872倍に達したことが、同社の29日付届出書類で明らかになった。浙江省杭州市で26日撮影(2020年 ロイター/Aly Song)

[香港 29日 ロイター] - 中国アリババグループBABA.N傘下の金融会社アント・グループ6688.HK688688.SSが実施する新規株式公開(IPO)の上海での応募倍率が872倍に達したことが、同社の29日付届出書類で明らかになった。個人投資家の申し込みが殺到したもようだ。

アントは上海の「科創版(スター・マーケット)」と香港に同時上場し、それぞれでおよそ172億ドルを調達する見込み。実現すれば、昨年12月にサウジアラビア国営石油会社サウジアラムコ2222.SEが上場時に調達した294億ドルを抜いて、過去最高額となる。

届出書類によると、スター・マーケットで売り出される株式はいわゆる「グリーンシューオプション」が行使されて15%の追加販売が決まったため、19億2000万株となっている。

グリーンシューオプション行使前の段階では、売り出す16億7000万株のうち個人投資家向けはわずか4%で、全体の8割は29の戦略的投資家が割り当てられる形になっていた。ただ個人投資家の引き合いが非常に強かった結果、「クローバック条項」が発動されたことに加え、グリーンシューオプションも行使されたため、最終的に個人投資家には18%が割り当てられることになった。

香港では今のところ個人投資家に売り出し総数の2.5%に当たる4176万株が割り当てられているが、応募倍率が20倍を超えた場合、全体の10%分の1億6710万株に割当比率が引き上げられるという。

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