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中国AI企業、特許侵害でアップル提訴 14億ドルの賠償請求

 中国のAI企業、上海智臻網絡科技は、特許侵害で米アップルを提訴したことを明らかにした。写真はアップルのロゴ。ニューヨークで2019年10月撮影(2020年 ロイター/Mike Segar)

[上海 3日 ロイター] - 中国の人工知能(AI)企業、上海智臻網絡科技は、特許侵害で米アップルAAPL.Oを提訴したことを明らかにした。

100億元(14億3000万ドル)の損害賠償の支払いと、特許を侵害した製品の「製造、利用、および製造・利用の約束、輸入」を停止するようアップルに求めている。

ソーシャルメディアで明らかにした。

上海智臻網絡科技は、アップルの音声認識技術「Siri(シリ)」が同社の特許を侵害していると主張。同社はこの特許を2004年に出願し、2009年に取得したとしている。

ロイターは現時点で訴状を確認できていない。

上海智臻網絡科技は、音声認識技術に関する特許侵害で2012年に初めてアップルを提訴。中国の最高人民法院(最高裁)は7月に同社の特許が有効だとの判断を示している。

アップルは声明で、シリに上海智臻網絡科技の特許は使われていないと表明。「上海智臻網絡科技が新たに提訴したことは遺憾だ。裁判所に事実を示し、世界中のユーザーに最高の製品とサービスを届けることに引き続き注力する」とした。

*内容を追加しました。

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